北海道キャンプ遠征) 歴舟川下り

Gian

2017年09月02日 07:08



カムイコタン公園キャンプ場で朝を迎え、私と息子はおよそ10km程下流の大樹橋まで下ります。
キャンプ場から下は危険な場所は無さそうなのですが、去年の水害でかなり流れが変わっているという噂を聞いていたので安全第一で下ります。





かみさんはキャンプ場に残り、カヌーが大樹橋に着いたらピックアップして貰う予定です。
歴舟川を下るのは初めてなので、この辺りの水量を見て問題無いと思っていました。
しかし、甘かった・・・



キャンプ場から見える位置で早くも歩くハメに!
10日ほど前に下ったHideさんのレポではここから下は苦労しなかったようなのですが、さらに水が少なくなっているようです。



水が少ない場所も有りますが、写真のように十分な水量があり楽しめる場所もある。
少ない場所と楽しめる場所が交互に有るので、乗り降りで意外に体力を消耗してしまいます。
また、息子の体力を温存する為、息子は乗艇したままなので私は余計に疲れてしまう。

さらに息子はどんどん後ろに下がって来るので、私がパドルを漕ぐスペースが無く後ろに寝そべりながらパドリングします。
「川下りしながら腹筋が鍛えられるからイイか?」と自分に言い聞かせます。



スタート地点からスグの瀬を通過する際、岩に船首が引っかかり艇が転覆寸前に!
でも、なんとかバランスを取り沈を免れる。
川下りが初めての息子もしっかりバランスを取っている事に驚く!

事前に調べたリバーマップではこんな瀬は無いのですが、水が少ないから?
それとも、去年の水害で流れが変わったから?

ペットボトルは艇が傾いた時に流されてしまったのですが、下っていると息子がペットボトルを発見しました。
革を汚さずに済みました。



息子が防水カメラで水中の写真を撮ると、魚がイッパイ!
ウグイでしょうか?
川の水は冷たいのですが、私も息子もいつの間にか冷たさに慣れ冷たさを感じなくなっています。



こんな流ればかりだと楽しいのですが、実際はかなり歩かされました。
歩いた分、時間もかなりかかっているので、途中でかみさんに「まだまだだよ」と連絡します。

iPhoneの防水ケースを持っていないので、今回はジップロックに2重に入れています。
それから数分後、瀬の途中で電話が鳴ります。
「かみさんか?」と思い、瀬を下ってから素早く岸に寄せてジップロックからだすと、なんと間違い電話!
この電話にしてから初めての間違い電話なのですが、何もココで・・・・

慌てたので袋を1枚破ってしまいました。



こんな場所も浅くて流れが速いので体力を使います。
エキスパートの方はそんな事無いのでしょうが、私も川下りはビギナーですから。

その他、橋脚の残骸などもありました。
橋を架けるような場所では無いので、おそらく上流から流れて来たと思われます。



歴舟川の近くを道路が通っている場所もあるのですが、こんな崖が多くとても登れません。
なので、途中でエスケープできそうな場所は有りませんでした。
実際に有るのだと思いますが、川からはドコから上がれるか分かりません。

途中、大きな瀬がありそこだけポーテージしました。
リバーマップにはそんなの無かったのですが、これは水が少ないからかもしれません。



4時間かけてやっと大樹橋に到着。
息子は「スリルがあって楽しかった」と言っていましたが、同時に「疲れた」とも言っていました。
私も疲れました。
もっと鍛えないと!

下ってみて思った以上に瀬がキツかったので、次に行く時はちゃんとヘルメットも持って行こうと思いました。

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