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2016年09月22日

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

2回寝から目覚め、まずはインスタントラーメンで朝食を済ませます。
食べながらラジオを聴いていると、この日の朝は幌加内町が最も冷え込んだのだとか。
なるほど、明け方寒かった訳です。

このサイトは木が多く明るくなってもたっぷりな木陰があり、まぶしい陽射しからガードしてくれます。
この時間になると寒さも無く、丁度いい体感温度です。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

日課の場内散策をしますが、ウサギもリスも出てきません。
第4サイトへ行こうとしましたが第4サイトへの道を歩くと、朝露で靴がビショビショになるので後にします。
それにしても以前より道が狭く感じます。
両側の草が伸びているからだと思いますが、最近は第4サイトへ行く方は居ないのかもしれません。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

午前中は朱鞠内湖の北側を散策しに行きます。
途中、羆がしたと思われる糞を見つけましたが私の車は止まれず、惹いてしまいました。
これでは、何の糞か分かりませんね。

この先は遠別などへ繋がる予定の道路工事をしていてそれなりに車が通るので、昨晩から今朝の糞と推測されます。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

さらに走ると、ブトカマベツ川の近くにも羆の糞がありました。
子の糞はとても新しそうで近くにまだ羆が居るかもしれ無いので、大声で「出て来たら危ないですよ!(羆が)」と言いながら写真を撮ります。
しかし、さっきの糞といい車線の真ん中で糞をしているので、2匹とも車が走る場所を解っているのかもしれません。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

遠別へ繋がる予定の道路は途中でゲートが閉じていました。
ここから引き返して廃止された深名線蕗の台駅方面へ向かいます。

道道から蕗の台駅跡へ続く道は予想通り未舗装なので徒歩でロケハンしましたが、やはりスポーツカーでは途中までしか行けそうもありません。
途中、砂利置き場のような場所に停め、その先は歩きます。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

この先、手ぶらは危険なので以下の3点を持って行きます。
1. 羆と遭遇するリスクを減らす鈴
2. もしも遭遇してしまった時にお帰り頂く為のカウンターアソルト
3. もしも格闘戦になった場合に使用するナイフ

格闘戦になったらこんなナイフで勝ち目はありません。
また、そんな事件を起こしてしまうと羆が駆除されてしまうかもしれないので、遭遇しませんように!

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

途中までは道道なので砂利道では有るものの車が通れる道になっていますが、道道から蕗の台駅跡へ向かう道はこんな感じで先に行くにつて道幅が狭くなります。
それでも、すぐに広い場所に出ました。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

この辺りが深名線 蕗の台駅跡のようです。
もう何も残っていないし当時来た事も無いので、当時の様子は全く窺い知る事はできませんでした。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

この一角に養蜂箱が有り辺りではミツバチが花の蜜を吸っています。
こんな場所で養蜂されている方が居るのにびっくりしました。

また、養蜂箱には動物の糞も載っています。
羆の物では有りませんが他の動物にしては大きく、持ち主は解りません。
ヤマタノオロチでも居るのでしょうか?

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

折角ここまで来たので一旦道道まで戻り、二重滝まで行く事にします。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

蕗の台駅跡から道道まで戻り二重滝方面へ歩きはじめると、私が歩く音とは違う音が聞こえてきます。
足を止めるとその音も止まりました。
止まったまま鈴を鳴らすとちょっと離れた茂みで、動物が歩く音が聞こてきました。
音の感じからキツネ程度の大きさでは無い事が分かります。
風は吹いていません。

思いつくのは鹿か羆ですが、鹿なら熊笹の上に頭が見えそうな感じです。
どうしようか考えているとその音は次第に遠ざかって行きました。

羆のような気がしますが、私が過剰に反応しているだけなのかもしれません。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

道道を進みピッシリ山登山道と分岐を過ぎて瞬く行くと、橋が落ちていました。
昨日今日落ちたのでは無い雰囲気ですが、この道は通る人も少ないので復旧工事は後回しになっているのかもしれません。

ここから先へ進むのを諦め、近くの川辺で休憩します。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

ここからは対岸へ渡るリフトがありました。
営林署の方や北海道電力の方が利用されるのでしょうか。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

休憩後、車に戻り母子里のクリスタルパークへ向かいます。
ココは2度目ですが、いつ来ても人が居ません。
(私はココで人に有った事がありません)

でも、このモニュメントや芝など設備はとても良く整備されています。
モニュメントもピッカピカですよね!

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

二重滝まで行けなかったので、雨竜第二ダム(朱鞠内湖の隣にある宇津内湖)側の林道をちょっと歩きます。
このゲートから先は結構な凹凸がある未舗装路になり、もしゲートが無くてもスポーツカーでは走れない場所でした。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

しかし、ダム近くになると再び舗装されています。
ダム下のプールをそーっと覗きますが、魚の姿は見えません。
釣り人が来た形跡も無いので、魚が少ないのかもしれません。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

先に進むとダムへ向かう北海道電力の道と道道の分岐があります。
ダムへ向かえばダムサイドから宇津内湖が見れると思われるのでそちらへ行きたかったのですが、「立ち入り禁止」の札が立っているので道道を進むます。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

道道を進むと宇津内湖から離れる方向に道が続き途中で帰ろうかとも思いました、30分も進むと木々の隙間から宇津内湖を観る事ができました。
これが私にとって初めての宇津内湖です。
このまま先に進むとさらに湖から離れてしまうので、中途半端ですがここで引き返します。

雨竜第二ダム周辺は普段から北海道電力の方が出入りするためか、羆の形跡は見ませんでした。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

昼食は名寄にでも買物へ行こうと思っていましたが林道の散策で疲れてしまったので、非常食として買っておいたカップ麺とパンで済ませます。
食事中、私が狙っていた場所が空いている事に気がつきました。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

疲れているので移動は面倒くさいと思ったのですが、試しに行ってみるとそこから観る朱鞠内湖は素晴らしい!
こんな景色を見てしまったので、移動する事を即断しサイトを引っ越します。
テントは中に寝袋などが入っているまま、テーブルもストーブなどは載せたままなので、思ったより手間になりません。
ヘキサは貼り直しですが5分もあれば設営できてしまうので、引っ越しは20分位で終わりました。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

新しい場所はコチラ!
この手前にある湖畔側も良いのですが、私は何故かココが多いです。
私が初めて朱鞠内湖に来た時の空に似て、この日は特に空が青く感じられます。

この空に誘われ「カヌーに乗ろうか」迷います。
でも、カヌーに乗るには組み立てが必要なので、疲れている私はカヌーを諦めます。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

しばらく湖畔を眺めてから政和温泉へ入浴に行きます。
3,4年降りなのですが、以前より空いているような?

しかも、露天にあった樽の風呂も有りません。
今回、朱鞠内や添牛内、政和といった地域が以前よりも寂れているように感じました。
ちょっと心配です。
(幌加内は大丈夫そうなのですが)

政和温泉からの帰り、展望台からそば畑を見ます。
夏だとお蕎麦屋さんもやっているようでした。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

同じ敷地には蕎麦神社やそば博物館もありました。
しかし、残念ながらそば博物館は鍵がかかっていて入れなかったのですが・・・。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

テントに戻ると昨日以上にキレイな夕暮れの朱鞠内湖を見る事ができました。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

そろそろ焚き火でも付けようと着火剤を探しますが置いた場所にありません。
捜しているとテーブル脇に落ちています。
よーく見ると、着火剤にかじられた跡を発見!
どうやらキツネが食料と思い持って行く途中に違うと気がついたようです。

今年、ウサギを見ないのはキツネが増えたからなのでしょうか?

食料やゴミはポールに吊るしているので荒らされ無いのですが、キツネから観て紛らわしい物は被害にあう事があります。
(過去にも着火剤や蚊取り線香が変な場所に落ちていました)

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

この日の就職はまたも手を抜き、レトルトカレー+ライスにしました。
(買物に行かなかったのでこれしかありません)

食後は焚き火をして月が沈んだら星の写真を撮ろうと思っていたのですが、雲が出てきてしまい星は殆ど見れませんでした。
また、今朝は寒かったので夏用の寝袋をインナー代わりにして寝たのですが、こんどは暑すぎて夜中に目が覚めました。

北海道キャンプ遠征 その3 朱鞠内湖畔キャンプ場 Part II

翌朝、この日は撤収なのに朝から焚き火。
昨日引っ越したのでもう一泊しようかとも考えましたが、釣りできないと暇なので稚内へ向かいます。




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この記事へのコメント
朱鞠内湖の写真綺麗ですね~
まさに鏡面といった感じです。
私も久しぶりに行ってみたいなぁ・・・
でも、結構遠くてね~(^^;

続きも楽しみですね。
Posted by attchattch at 2016年09月22日 21:52
やっぱいいですよね、朱鞠内。
私もそろそろラストキャンプをどこにしようかと思案中です。
Posted by ろっぴろっぴ at 2016年09月22日 22:29
蕗の台駅跡も、幻の宇津内駅跡も探索した事があるので、わかりますが、
あの砂利道を徒歩でとは絶対に私には無理です!!
見ているだけで、ゾワッとしました(^^;)
それにしても朱鞠内湖の美しさといったら・・・。
クローズまでに天気の良い日をめがけてまた行ってみようと思いました。
Posted by peppermintpeppermint at 2016年09月22日 23:22
おはようございます~
連日の投稿お疲れさまです^^

両親が独身~私が生まれた頃朱鞠内周辺に居ました
当時は母子里にも小中学校がありそれなりに人がいたようです
まともな道路も無い中父はバイクで釣りに出かけていたようですが
クマの話は聞いたことがないような・・
進駐軍の人と出会って仲良くなったなんて話はよく聞かされましたが(笑)

とにかくご無事で何よりです^^;
Posted by カゴノトリカゴノトリ at 2016年09月23日 07:40
良さげな渓流がありますね。
私なら我慢出来ず竿を出しちゃいますね(笑)
ヒグマは怖いですね。
私と同じ熊スプレーです。
使いたくは無いですね。
Posted by 山猿山猿 at 2016年09月23日 09:28
attchさん、おはようございます♪

朱鞠内湖で晴れたらとっても素晴らしいです!
雨だと粘土質の場所はドロドロになってしまいますが・・・・
あと、子供が遊ぶ所が無いので父子キャンはちょっと厳しいかもしれませんね。

ソロの時に是非!
Posted by GianGian at 2016年09月24日 07:45
ろっぴさん、おはようございます♪

北海道Finalの選択、ちょっと寂しいですが重要な儀式ですね。
もし、私だったら最後はドコに行くのか考えてみました。

朱鞠内湖かチミケップかな?

朱鞠内は私の北海道ホームだし、チミケップは再訪したいと思っていて行けてないからです。

北海道の秋を楽しんでください♪
Posted by GianGian at 2016年09月24日 07:50
peppermintさん、おはようございます♪

宇津内駅跡も行かれた事あるのですね。
私はその手前の水路までしか行った事がありません。

天気の良い日の朱鞠内湖は文句なく素晴らしいですね♪
朱鞠内の春夏秋冬を体感できる道内の方が羨ましいです。
Posted by GianGian at 2016年09月24日 08:05
カゴノトリさん、おはようございます♪

当時、この辺りで釣りしたら魚がウジャウジャ釣れそうですね。
その頃に、行きたかった!
朱鞠内湖へ行き始めてからは、廃止前の深名線にも乗りたかったと思いますが時間は遡れません。

当時は人も沢山居たので羆も出てこなかったのでしょうか。

私、高校の頃には鉄道で全国を対していたのですが、北海道は函館だけしか行っていません。(青函連絡船にのっただけです)

今更ながら、とても後悔しています。
Posted by GianGian at 2016年09月24日 08:12
山猿さん、おはようございます♪

竿を持っていれば私も釣りしたと思いますが、竿は車に置いてあったので・・・

でも、この川は魚を放流していない宇津内湖につながっているので、あまり釣れないと思われます。
(釣りをされた形跡も全くありませんでした)
Posted by GianGian at 2016年09月24日 08:14

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