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2016年10月11日

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

北海道へ車で行きたいけど「フェリーの中ってどうなっているのか分からない」とか、「フェリーってどうやって乗るの」と聞かれる事があります。
私が良く利用する商船三井フェリーさんの例でご紹介します。

まず、フェリーターミナルに着いたら、乗船する車列の後ろに並びます。
この時、大きな車や車高が低い車や車高が高い車は、乗用車とは別の場所に積まれる場合があるので別の列に案内される事があります。

車を停めたら車検証と財布を持って、フェリー会社の窓口へ行きます。






北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

フェリーターミナルの乗船受付窓口で乗船名簿を書き、乗船窓口に並びます。
自動車の車名はメーカー名(例:トヨタのシエンタなら、”トヨタ”と書きます)、全長は車検証に書いてある数字を書きます。
(予め車検証を確認しておくと安心です)

乗船受付の際、同乗者と一緒に乗船するか聞かれますが、同乗者と同時乗船するには理由が必要です。
同乗者がフェリーに乗船する際に一緒で無いと困る合理的な理由が必要になりますのでご注意ください。

受付時に乗船券やダッシュボードに置く謝乗防止の「xxx行き」の紙を貰い、おおよその乗船時刻を聴きます。

また、車高が低いと思われる車は、ココで車両が破損する場合がある事の承諾書にサインが必要です。
(ノーマルの車両であれば、大抵の場合は破損する事は無いと思います)

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

乗船時刻になると係員の方に誘導され乗船になります。
誘導されてもトレーラーなどの荷物を積み込む合間に乗船するので、待ち時間が結構あります。
「アイドリングで5分も待てない」とか、「アイドリングが3分以上必要」な車両の方は、周りの流れを読みエンジンの停止と始動をする必要があります。
(ちなみに、過去10分位待ったのが最高で大抵は5分以内に次の場所に移動になります)

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

車高が低い車はトレーラーと同じ甲板に積まれる事が多いです。
この甲板はフェリー内でスロープを登ったり下がったりしません。
車高が高い車はこお甲板かこの上にあるトレーラー用の甲板に積まれる事があります。
(フェリー会社により異なると思われます)

私の場合は過去の経験で商船三井のフェリーであればドコの甲板でも大丈夫な事が解っているので、係員さんに「過去に何度も載っていてドコの甲板でも大丈夫」な旨を伝えます。
因みに、車高が微妙な車は係員さんが聞きに来ますので、車高を落としている場合などはココで説明した方が良いと思います。
(私の場合はノーマルですが、最近はメーカーオプションでも車高が低い車両があるようなので、その場合もその旨申し出た方が無難だと思います)
後回しになっても乗船が数十分遅れるだけなので、大した問題ではありません。

所で新日本海フェリーの場合は乗用車甲板へ船外に有る乗船スロープを使って乗船しますが、ここのギャップがそれなりにあったと記憶しています。
その為、新日本海フェリーの場合は車高が低い車は必ず、トレーラーと同じ甲板への乗船になります。

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

商船三井フェリーの場合、車高が高くない乗用車は最下層の甲板に乗船する事が殆どです。
スロープの段差は写真のように殆どありません。
ただ、スロープの角度は結構あるので、車輪からのオーバーハングが長い車両は要注意です。

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

スロープを降りるtと高さの低い甲板です。
普通の乗用車でもカヌーやルーフキャリアを付けると、この甲板ではなくトレーラーと同じ甲板になる事が多いです。

船内の車両誘導は係員の方がしてくれるので、あまり心配はありません。
右に寄りすぎとか、バックで止めるタイミングも係員の方が教えてくれます。

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

乗船したらエレベータか階段、エスカレータを使って船室へ移動します。
車両甲板は出港すると下船まで入れないので、着替えや食べ物など必要な物をすべて持ちます。北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

階段やエスカレータの出口付近には船員さんがおり、船室の場所を教えてくれます。

私がソロの時はほぼ例外なくカジュアル(2等寝台)です。
私は乗船したら殆ど寝台で寝たり読書して過ごすので、エコノミーでは落ち着かず・・・。

この写真は1段ですがフェリー会社や船により、2段である事も多いです。
私も何度か上段になった事がありますが、意外にもハシゴで上り下りって面倒クサいです。

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

北海道航路は乗船時間が長いので、家族連れの方はデラックスルームやスイートなどの高等船室を利用する場合もあると思います。
写真は新日本海フェリーのデラックスルームAです。
冷蔵庫はありませんでしたが、トイレ/バス付でした。
私の場合は設備よりも大きな窓が有って、海が見えるのが良かったです。

商船三井フェリーの場合は冷蔵庫も有ったような?
北海道 - 大洗、北海道 - 新潟航路は18時間程度かかるので、ご家族連れの場合は高等船室利用の方が良いと思います。

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

フェリーには食堂もあり(商船三井フェリーの深夜便は有りません)、優雅に洋上で食事を摂る事もできます。
私は食堂に行かないので良く分からないのですが、バイキング形式が多いようです。
新日本海フェリーは食堂が2つ(グリル、レストラン)も有のですが、繁忙期以外は1つしか営業していないようです。

その他売店もありますが、新日本海フェリーは商品が充実していますが、商船三井フェリーはそれなりです。
新日本海フェリーに以前乗った時は北海道キャンピングガイドの他、何とフランス書院まで売っていました。

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

私の場合、食事は乗船前に買っていくのですが、フェリーには電子レンジがあります。
ココで温めたりカップラーメンを作ったりする事も出来ます。

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

勿論、大浴場もあります。
コインロッカーもあり入れた100円も戻って来来るので、安心して利用できます。
シャンプーやボディーソープも有るので、必要なのはタオルだけです。

ホテルでは無いので綿棒やカミソリはありません。
(その手の自動販売機もありません)

商船三井フェリーの夕便は大浴場にコイン式の洗濯機と乾燥機もあったと思います。
(利用したことが無いので正しく無いかもしれません)

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

因みにこちらは新日本海フェリーの大浴場です。

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

船室からデッキに出て景色を眺める事も出来ます。
その際、ドアが重いのと風で急に閉まる事があるので、お子さん連れの方は注意してあげてください。

北海道行きフェリーの乗船シュミレーション

新日本海フェリーでは航海中にビンゴ大会があります。
商品はストラップだったり船内商品券だったりのようですが、退屈しのぎには丁度良いと思います。
(でも、私は一人だったら2等寝台でゴロゴロしていると思います)

下船の時、港に着岸しても車には移動できません。
着岸後に係留する作業もありますが、車両甲板の車留メを外す作業などがあります。
なので、デッキから着岸するまで観ていても遅れてしまう事もありません。
私はギリギリまで入浴していた事があります。

下船の時、何か理由が無ければ同乗者も車で一緒に下船できます。
最初にトラックドライバー、次に乗用車とライダーの順番で車両甲板へ誘導されます。

この時、「下船券」を係りの方か「下船券入れ」に投函します。

車に着いたらゆっくり荷物を積み込む時間も有ります。
これはトラックが降りないとスロープを下ろせないので、トラックがそれなりに降りてから乗用車やバイクが下船するためです。
車高が低い車でトラックと同じ甲板に積まれた場合はもしかすると余裕が無いケースも有るのかもしれませんが、私に限った場合ですが時間に余裕が無かった事はありません。

逆にすぐエンジンをかけると排気ガス臭くなります。

船にも寄りますが直前に係りの方が「エンジン掛けてください」と言いに着てくれるので、その時にエンジンを掛ければ大丈夫です。

下船してまず私がする事は以下の2つです。
1) セイコマで飲み物を買う
2) ガソリンを満タンにする

飲み物は必ずしも必要では有りませんが、ガソリンは満タンにする事をお勧めします。
理由は、「苫小牧はガソリンが安い」事と「ガソリンスタンドが少なく閉店も早い」事です。
北海道の場合、夕方6時を過ぎたら閉まってしまう場所も多く、そもそもスタンドが多くありません。

ガソリンを満タンにしたら、北海道Driveを楽しんでください。


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この記事へのコメント
フェリー乗った事がないので、
初めての人にはありがたいレポートでした。
私もフェリーに乗る機会が有れば良いのですが。
Posted by 山猿山猿 at 2016年10月11日 19:11
こんばんは~^^

もう随分昔のことですが
先代の愛車S13シルビアで帰省したことがあります
とうに記憶の彼方だったのですが・・
記事を読んでいて思い出しました
夕陽をバックに?渡島大島のシルエット
イカ釣りの漁火等・・
温泉や公衆浴場は苦手だったのですが
外海を眺めながらの風呂はとても気持ち良かったのを覚えています

今度はSpikeで、もう一度フェリー旅してみたいです
Posted by カゴノトリカゴノトリ at 2016年10月11日 19:43
山猿さん、おはようございます♪

木曽からだと新潟からが便利そうですね。
一度北海道へ釣りに行ったら、きっと病みつきになってしまいます。
ぜひ一度!
Posted by Gian at 2016年10月13日 05:23
カゴノトリさん、おはようございます♪

S13はイイ車でしたね。
私はQsのツートンを買う予定でしたが、当時は駐車場が確保出来ませんでした。

北海道でDriveを楽しんで下さい♪
Posted by Gian at 2016年10月13日 05:31
青森函館間フェリーしか乗ったことないんですが、フェリーの乗り方はほとんど同じですね。
いつも一等船室で、他に誰もいなくて貸し切り(笑)
Posted by た〜さんた〜さん at 2016年10月14日 21:45
た〜さん、おはようございます♪

青函航路は1度しか使った事がありません。
大洗航路に慣れると船旅が短く寝る時間が無いので、時間が勿体無いような気がしてしまいます。
あと、ウチからは、青森って遠くて・・・

青函航路の方が車両の積み降ろしが多いので、とってもスピーディな印象です。
Posted by Gian at 2016年10月15日 05:59

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