2018年11月18日
苫小牧-八戸フェリー航路(川崎近海汽船)使ってみました

私は過去に何回もフェリーで北海道へ渡道しましたが、使っていない航路が2つありました。
一つは今年航路が開設されたばかりの室蘭-宮古航路で、もう一つが苫小牧-八戸航路です。
八戸航路は東京からの走行距離は青函航路とそんなに変わらないのに、乗船時間が長いし料金も高いのでこれまで利用する事はありませんでした。
Blogを観ていてもこの航路を利用された方のレポが少なく、利用されている方が少ないような印象です。
しかし、今年は台風で苫小牧からの大洗航路/仙台航路と欠航してしまったので、はじめて苫小牧-八戸航路を利用しました。

苫小牧港の川崎近海汽船の乗船受付窓口です。
ペッパー君までいるので乗船待ちの間、お子さんの相手をして貰う事もできるかもしれません。

苫小牧港に掲示されていた写真をみると、八戸航路の船が小さい事が分かります。
商船三井の新さんふらわあ さっぽろは13,816トンですが、今回私が乗った川崎近海汽船のシルバーエイトは9,483トンなので小さい事は解っていました。
でも写真でみるとこんなに差があるのですね!

乗船手続きをすると、乗船車両の駐車場所案内を貰います。
(この時点で、すでに駐車場所に停車されている方が多いと思いますが)
大洗航路/仙台航路はターミナル内で右折しますが、川崎近海汽船の場合はほぼ直進です。
駐車場所からはエレベーターで通路にあがり、ターミナルへ歩いて行けるので危険はありません。

車両甲板は窮屈感はありません。
また、私が乗船した時は車両後方から船体に入り、右舷前方から下船しました。
車両甲板からはエスカレーターもあるし、積載できる車両もトラック:68台/乗用車:30台と多くは無いのでエレベーターもそれほど混雑しないようです。

コレは私が利用した2等寝台Aです。
各室にドアがあり、カードキーでロックできます。
2段寝台ですが、通常は知らない方との相部屋は無いようです。
(混雑時は相部屋になるとの記載はありました)
部屋は広くはないのですが、窮屈ではありませんでした。
ただ、椅子が床に固定されているので、出入りに時に椅子が邪魔です。

ちゃんと大浴場もあります。
青函航路と違って乗船時間が長いので、あるとウレシイです。

この船は食堂がありませんが、その代わり大洗航路の深夜便のように自動販売機が充実しています。

自動販売機の対面はこんな感じで、食事をする事ができます。
因みに船内図には「オートレストラン」と書いて有りました。
最後に私の感想です。
船員さんの対応はとてもアットホームな雰囲気で親切でした。
ただ、船が小さいので行きのさんふらわあと比べると、ちょっと揺れたような気がします。
Posted by Gian at 19:03
│フェリー